TKA:東大過去問あれこれ

2010年9月18日 (土)

1995年第1問・・・・・問題文語りすぎ。


この年に起こった出来事
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○阪神・淡路大震災
○サリン事件                 など
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設問A カスピ海とアラル海の環境問題
設問B 日本の大気汚染

まんぼう:というわけで第1問ですが。
ちりりん:うわっ,アラル海。もうほとんどなくなってるし。それに論述の文字数が長いな。
まんぼう:計算してみたところ,この年の論述総字数は660字で,2010年の総字数1200字の約半分です。
ちりりん: 4行(120字)とかあるし。
まんぼう:この年は30字論述がなくて,60字でも2問,残りは全部90字と120字です。

ちりりん:なんだかこの頃の問題って親切だな。「内陸湖」って語に「(海への出口を持たない水域)」とか説明つけているし。内陸湖の意味を知らなくてもよい感じ。
そして設問の問題も長い! 読むだけで疲れるな。文章も硬いし。なにこの「かなり濃い」とか「~ていないにもかかわらず」って。くどいんだよ。
まんぼう:問題を読めばわかってしまうよね。

問(1)

まんぼう:「カスピ海に流入している主要な河川名」ということですが。
ちりりん:カスピ海に流入している河川ってアレだろ? あのピョロっと出てるあれ。(絵を描く)
まんぼう:勾玉みたいなカスピ海ですな。
ちりりん:カスピ海って湖水位が上昇していたんだ? へー。

問(3)
ちりりん:4行! 120字!!(大興奮)
まんぼう:これもまあ地理では有名な話なので,決まったネタはいろいろ思い浮かぶかと思いますが,120字もあるため,ドッキリする受験生は多いでしょうね。
ちりりん:アラル海はもうほとんどなくなってるけどな!!指定語句の「アムダリア・シルダリア川」って懐かしいな!!
それにしても,この問題文でほとんど後に出てくる図表のポイントを説明しきっちゃっているんじゃないか?これ読んでいれば後の図はいらないかも。

まんぼう:まあ図から
1)1960年までの湖面面積と湖水位が変化しなかった時代
2)1960年代に湖面面積が縮小した時代
3)1970年代・80年代にも湖面面積は相変わらず縮小し,湖水位も低下している時代

と,3つに分けられるから,ここから書けばいいんじゃないかと。

ちりりん :表からは,これも問題文にすでに書いちゃってるけど,湖面降水量と地下水流入量の変化はそれほどないのに,河川流入量の減少量が多い。ここから指定語句の「アムダリア・シルダリア川」が使えるってことがわかるな。
120字だから指定語句を3つか4つ設けないと,ヘンな方向に走る解答が多くなるから3つにしているけど,「降水量」の語句は苦肉の策で出した,って感じ。「河川流入量」をなんとか隠しているところがいじらしいな。
っていうか,この表,出典なくね?
まんぼう:内容検討したら確実に指摘が入りますね。
ちりりん :いったいどこからこんな資料持ってきたんだ?(気になるご様子)


設問B
ちりりん :またこれも問題文長いな!資料から読み取れることを先に語りすぎ(笑)。文を読むの大変だよな。二酸化硫黄から石炭・石油からの工業利用による排出,「二酸化窒素」から自動車からの排気ガスによる排出ってのがどれだけ気づけるかがポイントになるかな。
まんぼう:1970年代からってのもそうですね。まさに公害が問題視されていたころだ。
ちりりん :(2)って「環境『庁』」!!(環境省になったのは2001年。またもや大興奮)
またこれも指定語句がよいヒントになってますな。「産業構造」が工業化につながって,「人口集中」と「物流」が自動車の増加につながる。
まんぼう:2009年の問題でいうと,第3問とかで出されてそう。

ちりりん :ところで,(1)のこの観測局って実際にあるのかな。
まんぼう:あるでしょう。わざと作るのって大変そう。


~続くのか?

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